TEL045-943-1266 〒224-0007 横浜市都筑区荏田南5-8-17

ふれあい都筑のあゆみ

「たすけあいワーカーズふれあい」として1994年にこの地域で生まれ、市民事業 (家事介護W.Co)として、行政のできない部分の生活支援活動をしてきました。 2002年7月に『NPO法人ワーカーズ・コレクティブふれあい都筑』として生まれ変わり、同年10月からは介護保険指定事業者として活動しています。

設立趣旨

(設立当時1994年の設立趣旨)

 1992年7月、住み慣れた町で安心して老いたいという主婦たちが、自分たちの街の、医療と福祉の現状を知ろうと、「港北ニュータウン住みよい街づくり市民の会」がスタートしました。連続講座・施設見学会・講演会を開催し、ニュータウンの実情を垣間見ました。特に、全国ボランティア切符構想の堀田力さんの講演会では、参加者にアンケートを取ったところ、ボランティアに興味があり、近くにあれば参加したいと答えた人が大勢いました。一方、新住人がほとんどのニュータウンでは、困った時はお互いさまという人間関係ができていないことも知りました。もし、主婦が倒れた時は、自分が年老いた時は、どうしたらよいのでしょう。また、在宅福祉ということが、ここ数年うたわれ始めましたが、65以下の健康がすぐれない人、産前産後のお手伝い、母子・父子家庭などには、行政の援助もありません。

 そこで、1993年4月から、「港北ニュータウン住みよい街づくり市民の会」は、港北ニュータウンにたすけあいのグループの設立をめざし、その準備段階として、緑区の「グループたすけあい」ニュータウン地区担当として実践を始めました。さらに、地域のみなさんに呼びかけ、1994年2月に、「たすけあいワーカーズ設立準備会」を設け、準備を進めてきました。

 たすけあいワーカーズ設立の目的は、地域でのSOSのサインを出している人に、近くの人が手をさしのべられるしくみをつくることです。有償ボランティアという形にすることで、たすける側もたすけられる側もお互いに対等な関係を保つことができます。 ここに、都筑区及びその周辺をエリアとし、家事介護サービスたすけあいワーカーズ「ふれあい」(仮称)を設立し、できる人が、できる時に、ケアーを必要とする人のケアーをし、相互扶助の精神に基づき、地域づくりを実践していきます。

(NPO法人格を取得した2002年の設立趣旨)

たすけあいワーカーズ「ふれあい」は、住み慣れた街で安心して住み続けられる街を作る為に、相互扶助の精神で、都筑区及びその周辺をエリアに生活支援活動を行って8年になりました。 都筑区は、横浜市の中では一番平均年齢が若い区です。サービス提供も高齢者だけでなく、産前産後や、若い方の病気、障碍を持った方、ひとり親家庭の生活支援など内容も多様です。「ふれあい」では、心のふれあいを大切に考え、多様なニーズにもきめ細かく対応してきました。 2000年4月には、公的介護保険制度が施行され、要介護に認定された「ふれあい」の利用者さんに引き続き支援できる様に、公的福祉制度の一端を担うべく「横浜エリア参加型福祉推進マネージメントユニット」に参加しました。介護保険では、対応できないニーズもたくさんありました。私達が、今まで行ってきた市民参加型福祉活動は、そんな多様なニーズに柔軟に対応出来る地域に欠かせないものとなってきました。 私たちは、自らの生活技術や技能を発揮し、役立てる事によって、安心して自分らしく暮らしていける地域社会を作ることに寄与する為、そして活動を安定して継続される為、ここに特定非営利活動法人ワーカーズ・コレクティブふれあい都筑を設立します。 平成14年3月3日 特定非営利活動法人ワーカーズ・コレクティブふれあい都筑 設営る代表者 渡邉真弓

 

発足時の経過報告
 1992年 7月  「港北ニュータウン住みよい街づくり市民の会」発足
     9月14日 連続講座1「地域医療について」つづき病院院長中野雄二氏 
「医師と住民たちの病院づくり」緑区の福祉を考える会代表松本恩氏
     9月25日  連続講座2「港北ニュータウンの医療の現状と計画」衛生局妻鳥一富氏
「休日診療所は?訪問介護は?」港北保健所田中香南江氏
「私たちの気になることとは…」港北ニュータウン建設事業部
     10月23日 施設見学会 横浜シルバープラザ・荏田在宅支援センター・
特養老人ホームさくら苑・若葉台ライフハウス
     11月13日  特別企画「安心して老いるための市民参加型システムづくり」
さわやか福祉推進センター所長堀田力氏・グループたすけあい代表清水雅子氏
     11月27日  連続講座3「老後の住まい方あれこれ」生活科学研究所代表高橋英興氏
     12月12日 連続講座4「港北ニュータウンの福祉の現状と計画」民政局甲能迪氏
「福祉施設の建設とそのシステム」住宅都市整備公団
 1993年 4月15日 新しいたすけあいのワーカーズ設立準備のために「グループたすけあい」
ニュータウン地区として始動
     5月28日 これまでの講座・調査活動のまとめとして、横浜市に要望書を提出 
     6月29日 「グループたすけあい」入会説明会 会長清水雅子氏 
     7月14日  学習会「他のワーカーズに学ぶ」 ワーコレ「想」代表伊藤康子氏
     9月 9日 学習会「社会福祉協議会とは」市社協内田勝教氏
               行政サービスセンター福祉担当課長粕谷敬子氏
    10月 5日 学習会「他のワーカーズに学ぶ」 ワーコレ「あい」代表松井清子氏 
 11月1日~16日 介護講座 保健サービス室保健婦さん講師による在宅介護の基本 
    12月 3日 たすけあいのワーカーズづくりとして、地域によびかけ(経過報告を郵送 )
1994年 1月29日 葛が谷在宅支援サービスセンターを見学 
     2月16日 たすけあいワーカーズ「ふれあい」(仮称)第一回準備会
定款案たたき・入会チラシ作製(全戸配布・自治会回覧) 
     3月16日 たすけあいワーカーズ「ふれあい」(仮称)第二回準備会
「ワーカーズコレクティブとは」ワーコレ連合会金忠絃子氏 
     4月16日  たすけあいワーカーズ「ふれあい」(仮称)第三回準備会
設立総会議案書登録用紙のたたき
     4月26日 たすけあいワーカーズ「ふれあい」(仮称)入会説明会 
     5月14日 たすけあいワーカーズ「ふれあい」(仮称)設立総会・記念講演・懇親会 

HP制作:企業組合エコ・アド